ABOUT PRODUCT -ブランド探求 / 深掘り エムズスピードのエアロとは 01 ENGINEERING 3Dスキャン(3D SCANNING) デザイン & 3D CAD(DESIGN & 3D CAD) 3Dプリンター(3D PRINTER) 常に進化する、エアロパーツ開発の改革。まず、最初に。要のワード…【3D CAD DESIGN】。実車の3Dスキャンによって作成されたデータを元に、航空機業界などで採用されるハイエンドな3D CADを用いることで高精度なエアロパーツのデザイン&設計を行ないます。コレがいわゆる3D CAD DESIGNと呼ばれているものです。エムズスピードが、この3D CAD DESIGNに着手したのは2014年。量産モデルのエアロパーツ開発に3D CAD DESIGNを導入するといった、当時、アフターパーツメーカーとしては先駆けの試みを行ないます。 当初、この3D CAD DESIGNを元にFRPで製品化することを軸として進めてきましたが、その後には、業界初ともいえる【3Dプリンター】を製作工程に導入。3D CAD DESIGNをベースにエアロパーツのモデリング(試作品)としてこの3Dプリンターを活用。さらに、特定の車種については、この3Dプリンターで出力したモノをモデリングではなく製品化するという革新のフェーズへと進んでいきます。 02 IDENTITY 阪南工場 お客様ファーストを目指した、独自性。2019年、完全自社生産をコンセプトに、大阪・阪南市に大型の自社工場を設立。これまでのFRPから、いよいよ現在の開発の主力であるABS、AESへと製品をシフト。真空成形機の導入による製品開発が本格的に始動します。そもそも、3DCADDESIGNを最大限にいかす製品仕上げが、このABS、AES製品なのです。より精度の高いフィッティング、そして未塗装でも装着可能な高いコストパフォーマンス、そして / 真空成形機(写真) スピーディな量産体制と、エンドユーザーにとってはメリットしかない製品ラインナップといえます。ABS、AES製品は、耐候性&耐衝撃性に優れていることはもちろんのこと、エムズスピードの独自性のひとつとして、表面の仕上げも挙げられます。まず、AES製品では、シボ加工艶消しブラックと、カーボン柄ブラックの2種を用意。それぞれ塗装を必要とせず、そのまま装着すれば事は完了。また、ABS製品でも、グロスブラック仕上げを設定しており、未塗装での装着を可能に。つまりは、塗装代を節約できるという、実にコストパフォーマンスの高い製品というわけです。/ 5軸制御NCルーター(写真) 03 CUSTOMIZABILITY AES製 シボ加工艶消しブラック仕様 / AES製 カーボン柄ブラック仕様 / ABS製 グロスブラック仕様 塗装するもよし、未塗装でそのまま装着するもよし。カスタムの方向性で選べる自由度の高さ。エムズスピードのABS、AES製品は、たとえば、ボディ同色などにペイントして装着したいというケースであっても、塗装にも対応する素材なので、心配ご無用です。また、素地…つまり未塗装品の質感については。AES製品のシボ加工艶消しブラック仕様は、いわゆるマットブラック塗装に近い色目で表面が少しシボ感のあるタフなルック。そして、カーボン柄ブラック仕様は、そのネーミングどおりカーボンルックです。 さらに付け加えるならば、艶なしの綾織りカーボン調。ハード過ぎない少し控えめな感じが好印象に映るはずです。そして、ABS製品で設定するグロスブラック仕様ならば、いわゆる艶有りのブラックなので、塗装したような質感を得られます。
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